インターホンシステムは、住宅やオフィスビルなどのセキュリティを強化するために広く使用されています。しかし、どんな技術製品もそうであるように、インターホンもまた、時間の経過とともに老朽化し、最終的には交換が必要になります。
この記事では、インターホンの平均寿命、寿命を延ばすためのメンテナンスの重要性、および交換のサインについて紹介します。
インターホンの平均寿命
一般的に、インターホンの寿命は約10年から15年とされています。しかし、これは使用状況、環境条件、製品の品質に大きく依存します。良質なインターホンシステムであれば、適切なメンテナンスを行うことで、20年以上の長寿命を実現することも可能です。
それぞれのインターホンで、下記のような不具合が起きたら交換の合図なので一度専門の業者に相談してみましょう。
住戸玄関子機
各住戸の玄関前に設置してあるインターホンです。大体の家のインターホンはこちらになっているでしょう。
このインターホンで「呼び出し、通話ができない。」「呼出音がならない。」「呼出ボタンが押せない。」などの不具合が発生したら交換しましょう。
居室親機
居室内に設置してあるインターホンで受話器がついているものがほどんどです。
このインターホンで「呼び出し、通話ができない。」「呼出音がならない。」などの不具合が発生したら交換しましょう。
集合玄関機
共同玄関(エントランス)に設定してあるインターホンで、マンションなどによく設置されています。
このインターホンで「オートロックが解錠できない。」「住戸を呼び出せない。」「通話音声に雑音が混じる。」「パネルの文字が変色して見にくい。」などの不具合が発生したら交換しましょう。
管理室親機
管理室に設置してある受話器とモニターがついているインターホンです。
このインターホンで「呼び出しできない住戸がある。」「誤報が多くなった。」「通話音声に雑音が混じる」などの不具合が発生したら交換しましょう。
メンテナンスの重要性
メンテナスに関して
インターホンの寿命を延ばすためには、定期的なメンテナンスが不可欠です。これには、外部の汚れを定期的に拭き取る、配線の損傷がないかを確認する、およびシステムのテストを定期的に実施するなどが含まれます。また、雨水や直射日光など、外部環境からインターホンを保護することも重要です。
その他冬の時期になると起きる結露などでも故障する恐れがあるので、対策やインターホンの定期的なメンテナンスは怠らないようにしましょう。
修理ができなくなる可能性も
現在インターホンは、15年以上経過すると、修理ができなくなる可能性が高くなります。
理由は各インターホンメーカーの補修用性能部品(機器の機能を維持するために必要な部品や基盤)の保有期間は、生産終了後、約7年です。つまり、故障した場合に修理できなくなる可能性が高まります。今のうちにインターホンを新しいタイプに取り替えておきましょう。
早めにリニューアルしないと危険なことも
エントランスの集合玄関機や各住戸のインターホンの交換など、取替をお願いしてから工事完了までには、最短でも約2カ月はかかります。事前調査や工事のスケジュール調整、入居者様への注意勧告など様々なことを行うためです。
その間オートロックが使えなかったり、解錠できなかったり、応対できなかったりと、不便と危険がたくさんありますので、リニューアルする際は事前に業者に相談しましょう。
交換のサイン
インターホンシステムの交換時期を判断するには、以下のサインに注意を払う必要があります。
各機種別に解説しましたが、現在ついているものがどの機種かわからない方はこちらを参考にしてください。
音声や映像の品質の低下
音が割れる、映像が不鮮明になるなど、インターホンのコミュニケーションの質が低下している場合はすぐに交換しましょう。故障してから修理やリニューアルを検討しても、工事をしている間はインターホンが使用できなくなってしまいます。
普段の生活で支障をきたしたり、危険性も高まりますので早めに業者に相談しましょう。
頻繁な故障
インターホンが頻繁に故障する、または正常に機能しない場合はすぐに交換しましょう。
長年使用していることによる経年劣化や、雨水、結露などによる故障が考えられます。長年使用している場合は修理できない恐れがありますので、リニューアルを検討しましょう。
部品の入手困難
インターホンのモデルが古く、交換部品が入手困難になった場合は一度業者に相談しましょう。
今まではご自身で修理されていた場合でも長年使用していると使っているモデルの部品が手に入らなくなりますので、
この場合はリニューアルすることがおすすめです。
技術の陳腐化
より高度な機能を備えた新しいモデルが登場し、現在のシステムが時代遅れになっている場合もリニューアルの検討が必要です。現行の最新モデルの場合、よりお客様のニーズに合ったインターホンが見つかる場合がございますので、
一度業者などに相談しましょう。
まとめ
インターホンシステムは、定期的なメンテナンスによりその寿命を大幅に延ばすことができます。しかし、技術の進歩やシステムの自然な老朽化により、最終的には交換が必要になるでしょう。交換のサインを見逃さず、セキュリティと利便性を確保するために、適切な時期に更新することが重要です。
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一般にインターホンの寿命は10年~と言われています。
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