「ピーポーン」と音が鳴ったから返事をしたのに…
音が鳴ったから作業している手を止めて外に出たのに。見ているドラマ、アニメを停止して対応したのに。
そんな日常に出くわしたことはありませんか?
ここでは、まか不思議な現象の原因と対策方法をご紹介します。
勝手に動作する原因は?
配線の不具合
原因
インターホンの配線が劣化していたり、緩んでいたりすると、誤動作が発生することがあります。
特に古い建物や長期間使用されているインターホンでは、配線の問題が一般的です。
対処法
・確認と修理:
電気技師を呼んで配線の確認と修理を依頼します。
自分で確認する場合は、まず電源を切り、安全を確保してから配線をチェックしてください。
・交換:
配線が非常に劣化している場合、新しい配線に交換することを検討してください。
配線の不具合を自分で確認する方法
インターホンの回路に電気が流れていないことを確認。
※これを忘れると感電する可能性があります。
多くの場合、ドライバーでネジを外すだけでカバーを取り外すことができます可能。
以下の点について目視点検を行う。
- 配線が緩んでいないか
- 配線に錆や腐食がないか
- 断線や被覆の破れがないか
緩んでいる配線がないかを確認し、緩んでいる場合はしっかりと締め直す。
電圧テスターまたはマルチメーターを使用して、配線に電圧が正しく流れているかを確認。
テスターを使用する際は、以下の手順を守りましょう。
- ブレーカーをオンにして、インターホンの電源を入れる。
- テスターを使って、各配線に電圧が適切に流れているかを確認。
- 正常な電圧が流れていない場合、配線に問題がある可能性があり。
配線に問題がある場合は、必要に応じて修理を行う。
例えば、断線している配線は新しい配線に交換し、被覆が破れている配線は絶縁テープで修復。
配線の点検と修理が終わったら、インターホンを元の状態に戻し、カバーを取り付ける。
ブレーカーをオンにして、インターホンが正常に動作するかを確認。
必要な工具
- ドライバーセット
- 電圧テスターまたはマルチメーター
- 絶縁手袋(必要に応じて)
- 配線用カッターとストリッパー
天候の影響
原因
強風や大雨、湿気などの天候がインターホンに影響を与えることがあります。
特に外部に設置されているインターホンは、雨水が内部に浸入し、誤作動を引き起こすことがあります。
対処法
防水対策:
- 防水ケースの使用
インターホン全体を覆う防水ケースを取り付けることで、雨水の浸入を防ぎます。
防水ケースはホームセンターや専門店で入手可能。適切なサイズを選び、確実に取り付けてください。
- 防水シールの適用
コネクタ部分や配線の接続部に防水シールを施します。
防水シールは、配線の接続部を覆うことで、雨水の浸入を防ぎます。
設置場所の見直し:
- 屋根のある場所に移設
インターホンを直接雨や風にさらされない場所に設置します。屋根の下や庇のある場所に移設することで、天候の影響を軽減できます。
- 適切な高さへの設置
雨水が跳ね返ることを防ぐために、地面から適度な高さにインターホンを設置します。
50cm以上の高さに設置することが推奨されます。
電磁波の干渉
原因
近くにある無線機器や家電製品から発生する電磁波が、インターホンの動作に干渉することがあります。
特にWi-Fiルーターや電子レンジが近くにある場合、影響を受けやすくなります。
対処法
位置の変更:干渉源となる機器をインターホンから遠ざけることで、問題が解決することがあります。
・機器の位置を変更
Wi-Fiルーターや電子レンジなどの無線機器を、インターホンからできるだけ遠ざけて設置します。
物理的な距離を取ることで、干渉の影響を軽減できます。特に2.4GHz帯の機器が干渉の原因になりやすい。
・配線のレイアウトを変更
インターホンの配線を、無線機器の配線や電源ケーブルと交差しないようにレイアウトし直します。
並行して配線されていると、電磁波が伝わりやすくなります。
シールド対策: 必要に応じて、インターホンや干渉源にシールドを施すことで、電磁波の影響を軽減できます。
・メタルシールドの取り付け
インターホン本体にメタルシールドを取り付けることで、外部からの電磁波を遮断します。
シールドボックスや金属ケースを利用すると効果的です。
・シールドペイントの利用
インターホンの設置場所周辺の壁や天井に、シールド効果のあるペイントを塗布します。
これにより、特定の範囲内の電磁波を遮断できます。
本体の故障
原因
インターホン自体の故障が原因で、誤動作が発生することがあります。
内部の電子部品が劣化したり、破損したりすることで、異常な動作を引き起こします。
対処法
- リセット: インターホンの電源を一度切り、数分後に再度入れることでリセットする方法があります。
- 修理または交換: 自分で修理が難しい場合は、メーカーや専門業者に修理を依頼するか、新しいインターホンに交換することを検討してください。
リセットから再テストの方法
・電源のオフ
ブレーカーをオフにするか、電源プラグを抜いて電源をOFFにしてください。
・リセットボタンの確認
インターホンにリセットボタンがある場合、その場所を確認します。
※リセットボタンの位置は取扱説明書に記載されていることが多いです。
・リセットの実行
リセットボタンを数秒間押し続けます。
ボタンを離した後、数分間待つとインターホンの内部設定が初期化されます。
・電源のオン
インターホンの電源を再びオンにします。ブレーカーをオンにするか、電源プラグを差し込みます。
・正常な動作確認
インターホンが正常に起動し、電源インジケーターが点灯することを確認します。
・呼び出しボタンの動作確認
呼び出しボタンを押して、室内の受話器やモニターが正常に反応するか確認します。
ベルが鳴るか、表示が出るかをチェックします。
・音声の確認
通話機能が正常に動作するか確認します。
屋外と室内で通話を行い、音声がクリアに聞こえるかを確認します。
・映像の確認(ビデオ付きインターホンの場合)
カメラの映像が正常に表示されるか確認します。
映像が鮮明かどうか、または映像に乱れがないかをチェックします。
誤操作の防止
基本機能の再テスト
呼び出しボタンの動作確認
呼び出しボタンを押して、室内の受話器やモニターが正常に反応するか確認します。
ベルが鳴るか、表示が出るかをチェックします。
音声の確認
通話機能が正常に動作するか確認します。
屋外と室内で通話を行い、音声がクリアに聞こえるかを確認します。
映像の確認(ビデオ付きインターホンの場合)
カメラの映像が正常に表示されるか確認します。
映像が鮮明かどうか、または映像に乱れがないかをチェックします。
配線の確認
配線のチェック
インターホン本体のカバーを外し、配線が正しく接続されているか確認します。
緩んでいる配線や錆びた接点がないかを確認し、必要に応じて配線を締め直します。
電圧の確認
マルチメーターを使用
マルチメーターを使用して、インターホン本体に正しい電圧が供給されているか確認します。
正常な電圧が供給されていない場合、電源ユニットに問題があるかもしれません。
ソフトウェアの確認
ファームウェアの更新
インターホンのファームウェアが最新バージョンであるか確認します。
メーカーのウェブサイトから最新のファームウェアをダウンロードし、更新します。
更新方法は取扱説明書やメーカーのサポートページに記載されています。
まとめ
インターホンの誤動作を防ぐためには、いくつかの重要な対策があります。
自分自身で調べるか、電気技師に依頼するかの2択になりますが、どちらも安全性を確保したうえで行うことが必要不可欠です。
また、防水対策や電磁波干渉の防止も重要です。
防水対策では、特に外部に設置されたインターホンは、雨水や湿気が内部に侵入し、誤作動を引き起こす可能性があります。
防水ケースや防水シールを使用し、設置場所に左右されない対策をしましょう。
電磁波干渉の防止では、干渉源となる機器をインターホンから遠ざけたり、配線のレイアウトを工夫したりすることが必要です。また、シールド対策を行うことで、電磁波の影響を軽減することもできます。
定期点検や清掃、配線のチェック、電圧の確認、ソフトウェアの更新などを行うことで、インターホンが正常に動作することを確認します。問題の早期に発見が生活の安心と安全を守ります。
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