インタホンはいつごろから使われ始めたのか。誰が開発し、どんな思いで作り上げたのか。
皆さんはご存じですか?
ここでは現代のインターホンに繋がる、古くからあるインターホンの歴史をご紹介します。
インターホンの始まりと歴史
昔から訪問者を迎える際はインターホンを押すのが主流です。
現在はカメラ付きのものも普及し、高性能なインターホンが数多く開発されています。
では、そういったものがなかった時代はどうやって来訪者の存在を伝えていたのでしょうか?
ここから詳しく見ていきましょう。
始まり~登場
インターホンの始まりは19世紀後半に遡ることを皆さんはご存じでしょうか?
実は最初のインターホンは上記の写真のような形態をしており、ドアベルや手動の呼び鈴だったのです。
現在のインターホンと変わらないのは、”訪問者が到着したことを知らせる装置”だったということだけでしょう。
一昔前までは玄関先で戸や柱などを手でトントンとノックしたり、「すいませーん」や「ごめんくださーい」、「○○さーん」と呼び応答してもらったりすることが普通でした。
しかし、少し発展すると、電気で音が鳴るブザー式の呼び鈴が一般的になりました。
インターホンのように会話はできませんが、室内に響き渡る「ブー」という音はこの時代画期的な進化だったのです。
今でも呼び鈴を鳴らさずに”声をかける”という地域はあるでしょう。
都会ではなかなか見られなくなった光景ですが、ご近所付き合いが濃く、信頼関係が築けているからこその懐かしい光景に感じますよね。
https://shinnikkei.lixil.co.jp/sumai/column/column_12.html
- LIXILコラム
登場~進化の過程
時代と共に電話技術やテクノロジーが発展していき、様々な性能がインターホンには付随され始めています。
- テクノロジーの進化に伴い、インターホンシステムも改良され、機能が多様化しました。
- ドアホン(玄関用インターホン)やビデオ付きインターホンが登場し、セキュリティ機能が強化されました。
- ビデオインターホンは、音声だけでなく映像も伝えることができるため、来訪者の確認がより確実になりました。
- マイクロプロセッサの導入により、インターホンシステムはさらに進化しました。プログラマブルな機能や、他のセキュリティシステムとの連携が可能となりました。
- 無線技術の進歩により、ワイヤレスインターホンシステムも登場し、設置が容易になりました。
現代
2000年代以降
- インターネットとスマート技術の発展により、インターネット接続型のインターホン(スマートドアベル)が登場しました。これにより、スマートフォンやタブレットからリモートでアクセスし、通話や映像の確認ができるようになりました。
- AI技術の導入により、顔認識や音声認識などの高度な機能も追加され、セキュリティ性能がさらに向上しました。
考えられたインターホンの役割とは?
ここでは、インターホンを開発した人たちはどういったことを考え、どういった用途をもたらしたいと考え開発したのかについてお伝えできればと思います。
家庭の為のセキュリティー
一般的に家庭の”セキュリティ”と考えた時、1番に思いつくのはインターホンだと思います。
それはもちろん、各家庭にも各オフィスにも必ずと言っていいほど備え付けれている設備になるからです。
昔も今もインターホンが普及されたことにより、訪問者が来た際に直接対面することなく、音声や映像で誰が来たのか確認できるため、不審者の侵入を未然に防ぐことができます。現在では、ビデオインターホンの普及により、より高いセキュリティが実現可能となります。
例えば【夜間に訪問者が来た場合】
ドアを開けずにインターホンで確認することができます。
これにより、不審者が侵入するリスクを減らし、家族の安全を守ることができます。
また、録画機能を備えたインターホンでは、過去の訪問者の記録を確認することで、不審な動きを検知し、早期に対策を講じることが可能です。
インターホンは ”家庭の安全を守るための重要なツール”
1.訪問者が来た際、ドアを開ける前に音声や映像で確認することが可能。不審者の侵入を防ぐことが可能。
2.特にビデオインターホンは身元の確認が容易なため、高いセキュリティの提供が可能。
家族とのコミュニケーション
また、インターホンはもちろん家族間のコミュニケーションにも役立ちます。
例えば、大きな家や二世帯住宅では、インターホンを使って別の部屋や別の階にいる家族と簡単に連絡を取ることができます。
これにより、食事の準備ができたことを知らせたり、急ぎの用件を伝えたりすることが可能となります。
さらに、外出中でもスマートフォンと連携することで、遠隔地にいる家族とインターホンを通じてコミュニケーションを取ることができます。
留守中でも家族の状況を確認したり、緊急時に対応したりすることができます。
インターホンは家族間の連絡手段としても役立ちます。
- 大きな家や二世帯住宅では、各部屋や格階にいる家族と簡単に連絡が可能!
- スマートフォンと連携することで、外出中でも家族とコミュニケーションを取ることが可能!
家庭の快適さ
インターホンは家庭の快適さを向上させる役割も果たしています。
以前までは呼び鈴が鳴ったらその都度玄関まで赴いていましたが、訪問者が来た際に、ドアまで行かずに誰が来たのかを確認できるため、無駄な動きを減らし、日常生活の利便性が向上します。また、スマートドアベルを使用することで、インターネットを通じて外出先からでも訪問者に対応することができ、荷物の受け取りなどの対応がスムーズになります。
さらに、宅配業者が訪れた際に、インターホンを通じて指示を出すことができるため、不在時でも確実に荷物を受け取ることが可能です。これにより、再配達の手間を省き、時間を有効に活用することができます。
「インターホンは家庭生活の快適さを向上させる役割も果たしています。訪問者が来た際に、ドアまで行かずに確認できるため、無駄な動きを減らし、日常生活がより便利になります。また、スマートドアベルを使用すれば、外出先からでも訪問者に対応でき、荷物の受け取りもスムーズに行えます。」
インターホンは家庭生活の快適さを向上させる役割も果たしています。
- 訪問者が来た際、ドアまで行かずに確認できるため無駄な動きを減らすことが可能!
- スマートドアベルを使用すれば、外出先からでも訪問者に対応でき、荷物の受け取りもスムーズに可能!
現在のインターホン普及するまでの技術革新と進化の歴史
デジタル技術の導入
- デジタル通信技術:アナログからデジタルへの移行が進み、インターホンシステムにもデジタル通信技術が導入されました。これにより、音声や映像の品質が大幅に向上し、ノイズが減少しました。
- ビデオインターホンの進化:カラー映像が可能なビデオインターホンが普及し始めました。デジタル技術の導入により、映像の解像度が向上し、クリアな画質が実現しました。
- インターネット接続:インターネット技術の発展により、インターネット接続型のインターホンが登場。これにより、スマートフォンやタブレットからリモートでアクセスし、訪問者との通話や映像の確認が可能になりました。
- スマートドアベル:インターネット接続を活用し、スマートフォンアプリと連携するスマートドアベルが普及。これにより、外出先からでも訪問者に対応できるようになりました。
- クラウド連携:録画データや通話履歴をクラウドに保存し、どこからでもアクセス可能。セキュリティの向上とデータ管理が容易になりました。
- AI技術の導入:顔認識や音声認識技術がインターホンに組み込まれ、訪問者の自動認識や音声指示による操作が可能になりました。
- 高解像度カメラ:最新のインターホンには高解像度カメラが搭載され、鮮明な映像で訪問者を確認できるようになりました。暗視機能や広角レンズを備えたモデルも登場しています。
現代のインターホンの特徴
- スマートホーム統合:スマートホームシステムと統合され、照明やドアロック、カメラなどと連携。訪問者が来た際に自動でライトを点灯させたり、ドアをロックすることが可能!
- 音声アシスタント連携:Amazon AlexaやGoogle Assistantなどの音声アシスタントと連携し、音声コマンドでインターホンを操作可能!
スマートホームとの統合
時代とともに変化していったインターホン技術は、現代のインターネット技術やIT技術の向上により、より便利なシステムへと変化してきています。
私たちの生活を守り、便利にしている機能とはどんなものがあるのでしょうか。
1. セキュリティの強化
スマートドアロックの連携:
- インターホンで訪問者を確認後、スマートフォンでドアをリモート操作可能。
- 顔認識で特定の人物の自動解錠や不審者が近づいたときの自動施錠が可能。
防犯カメラとの連携:
- 訪問者の映像をリアルタイムで録画・保存。
- スマートフォンで外出先からもカメラ映像を確認。
アラームシステムの連携:
- 不審者を検知するとアラームが自動作動し、スマートフォンに通知や警備会社への通報も可能。
2. 利便性の向上
音声アシスタントとの連携:
- 「Alexa、玄関のドアを開けて」などの音声コマンドでインターホンを操作可能。
- 訪問者の確認も音声で指示できる。
スマート照明との連携:
- 訪問者が来た際、自動で玄関の照明が点灯。
- 防犯対策として、在宅を装うために照明を自動制御。
スマートサーモスタットとの連携:
- 帰宅前にインターホンがユーザーを認識し、家の温度を快適に調整。
- エネルギー効率が向上。
3. リモートアクセスと管理
スマートフォンアプリ:
- 外出先から訪問者の確認や応答が可能。
- 録画された映像もいつでも確認できる。
通知とアラート:
- 訪問者が来た時や不審な動きがあった時に、スマートフォンにリアルタイムで通知。
- 不在時の宅配対応がスムーズに。
現代のインターホンとは?
ビデオ通話機能
ビデオ通話機能とは、インターホンにカメラとディスプレイを搭載し、訪問者と顔を見ながら通話できる機能のこと。
【主な特徴】
- 顔認識:訪問者の顔を確認できるため、安心して対応できます。
- 双方向音声:訪問者との音声通話が可能。例えば、宅配業者に指示を出すことができます。
- 録画機能:訪問者の映像を録画して保存し、後で確認できるため、不在時でも誰が来たかをチェックできます。
【利便性】
- 玄関まで出る必要がなく、家の中から訪問者に対応できます。
- 高齢者や体の不自由な方でも簡単に訪問者を確認でき、安全性が向上します。
モーション検知機能
モーション検知機能とは、インターホンに搭載されたカメラが動きを検知し、自動的に録画を開始する機能のこと。
【主な特徴】
- 検知範囲の設定:特定のエリアを設定して、そのエリア内の動きを検知します。
- 通知機能:動きを検知すると、スマートフォンに通知が送られます。
- 録画機能:動きを検知した時点から映像を録画し、後で確認できます。
【利便性】
- 不審者が近づいた際に自動で録画が始まるため、防犯対策として効果的です。
- 夜間や不在時にも安心して家を守ることができます。
リモートアクセス
リモートアクセスとは、スマートフォンやタブレットを通じて、インターホンのカメラ映像や機能を遠隔操作できる機能のこと。
【主な特徴】
- ライブビュー:リアルタイムでカメラ映像を確認できます。
- リモート通話:外出先からでも訪問者と通話できます。
- リモート操作:スマートフォンからドアの解錠・施錠、ライトの点灯などを操作できます。
【利便性】
- 外出先でも訪問者に対応できるため、重要な来客や宅配便を逃しません。
- 旅行中や長期間不在でも家の状況を確認でき、不安を軽減します。
まとめ
インターホンは、 ”訪問者の確認や不審者の排除” 、 ”家族間のコミュニケーション” 、”日常生活の快適さを向上” を対象とした重要なツールとして進化を続けています。
かつては単なる呼び鈴やドアノックに頼っていた時代から、音声通話機能やビデオ通話機能を備えたインターホンへと発展し、訪問者をより確実に確認できるようになり、家庭の安全性が大幅に向上しました。
最新のインターホンは、外出先からでもスマートフォンを使って訪問者に対応でき、不在時の宅配対応もスムーズに行えます。
また、AI技術の導入により、顔認識や音声認識といった高度な機能も実現され、不審者を自動的に検知し、迅速な対応が可能となります。
さらに、スマートホームシステムと統合されたインターホンは、照明やドアロック、セキュリティカメラなどと連携し、訪問者が来た際に自動でライトを点灯させたり、ドアをロックすることができます。
音声アシスタントとも連携することで、音声コマンドによるインターホン操作が可能となります。
このように、現代のインターホンは家庭の安全と利便性を大幅に向上させる重要なツールであり、今後も技術の進化とともにさらなる発展が期待されます。
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一般にインターホンの寿命は10年~と言われています。
長く使うのであれば、業者に確実に工事してもらうほうがいいかもしれませんね。
当店では、そのようなインターホンの工事を専門にしています。
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