住宅やオフィスビルで訪問者と内部の人々とのコミュニケーションを実現する重要な設備であるインターホン。
家庭内では訪問者との連絡や安全確認、オフィスでは来客受付や社員間の連絡手段、商業施設では来客対応やセキュリティ確認に利用されています。
このように、利便性が高いインターホンを少しでも長く利用したいですよね。
そこでこの記事では、インターホンを長持ちさせるためにできる対策方法や、重要なポイントについて解説をしていきます!
この記事を読んで、皆様のご参考になりましたら幸いです!
インターホンの寿命と交換時期
インターホンの寿命とは?
インターホンの寿命は、使用頻度や設置環境、製品の品質によって異なりますが、一般的には以下のような目安があります。
・アナログインターホン:約5〜10年
基本的な音声通話機能を持つシンプルなインターホンです。アナログ信号を使用しており、特に古いモデルやコストを抑えたシステムで見られます。
・デジタルインターホン:約10〜15年
デジタル信号を使用して音声や映像の品質が向上しているモデルです。音声通話と映像通話の機能を備えた高品質なインターホンです。
・高機能インターホン:約10〜20年
スマートフォンとの連携やネットワーク接続機能などを持ち、高機能なモデルです。録画機能やリモート操作が可能で、セキュリティ機能が充実しています。
アナログインターホンはシンプルな設計ゆえに、長期間使用することができますが、機能の劣化や部品の摩耗により、一定の寿命があります。
デジタルインターホンは、名前にもあるようにデジタル技術を使用しているため、アナログよりも長寿命で安定した性能を維持することができます。
そして最新の技術を駆使し、多様な機能が搭載されているという特徴がある高機能インターホンは、スマートフォンとの連携やネットワーク接続機能を持ち、高機能なモデルです。録画機能やリモート操作が可能で、セキュリティ機能が充実しています。
このように高機能であるということに加え、技術的な進化により長期間使用することができますが、技術の変化によって一部の機能が古くなってしまうことがあります。
交換が必要なサインとタイミング
インターホンの交換が必要な場合には、その前兆として以下のようなサインが出てくる可能性があります。
・音声や映像の不具合
例)通話中に音が途切れる、映像がぼやける。
・動作不良
例)ボタンが反応しない、電源が入らない。
・部品の破損
例)配線やインターホンの本体などに、目に見える破損や劣化がある。
・技術の進化
例)新しい機能や技術の進化に合わせて、より高性能なインターホンへの交換を検討するタイミング。
これらのサインを見逃さず、適切なタイミングでの交換を行うことで、インターホンを長く安全に使用することができます。
インターホンを長持ちさせるためのメンテナンス方法
インターホンを少しでも長持ちさせるために、以下のようなメンテナンス方法を実践してみることをオススメします!
定期的な清掃とケア
インターホンには、外に設置されている外部インターホンと、室内にあるインターホンがあります。
これらのインターホンを定期的に清掃し、ケアを行うことで、インターホンを長持ちさせることができるでしょう。
また清掃時は、下記の注意点をぜひ参考にしてみてください!
外部インターホンの清掃方法と注意点
外部インターホンは、天候や環境の影響を受けるため、3ヶ月を目安に定期的に清掃を行うことを推奨します。
清掃を行う際は、乾いた布やブラシで表面のほこりを取り除き、強い洗剤や水分は避けましょう。
また、清掃時に水がかかってしまうと、インターホンの故障に繋がってしまうため、接触部分などに水がかからないようによく注意しながら清掃を行いましょう。
万が一、清掃中に水がかかってしまった場合には、インターホンが故障しないよう、急いで水分を拭き取って乾かすなど、早急に対処をすることを心がけましょう。
また、清掃中はインターホンの電源を切り、清掃後は完全に乾燥させてから再接続するように注意しましょう。
室内インターホンの点検と清掃
室内のインターホンは、外部インターホンのように天候や環境の影響を受けることが少ないため、外部インターホンに比べて点検頻度は少なく、半年に1回程度の点検を行い、特にほこりや汚れが溜まっていないか確認します。
清掃を行う際は、室内インターホンの表面を柔らかい布で拭き取り、内部の機器や配線もチェックしましょう。
必要があれば専門の業者に点検を依頼するのも一つの方法です。
室内インターホンも、外部インターホンと同様に清掃中はインターホンの電源を切り、静電気やショートに注意しながら作業を行いましょう。
電源とバッテリーの管理
電源供給のチェックと維持
インターホンの電源供給を維持するためには、電源が安定しているか定期的にチェックし、電源コードやアダプターに切れ目や裂け目などの損傷がないか確認することが重要です!
もしも損傷個所が見つかった場合には、必要に応じて専門の業者に連絡し、損傷した電源コードやアダプターの交換を依頼してみましょう。
バッテリーの寿命と交換方法、バッテリー管理の重要性
先程インターホンの寿命という項目で解説したように、インターホンのバッテリー寿命は機種によって異なります。
アナログインターホンでは通常5~10年、デジタルや高機能インターホンでは約10~20年となっていますが、バッテリーが劣化すると機能に支障が出てしまいます。
そのため、寿命が近づいたらメーカーの推奨に従って新しいバッテリーに交換することが重要になります。
バッテリーの交換を行う際は、インターホンの電源を切り、取り扱い説明書をよく読んで慎重に行いましょう。
その際に自力での交換が難しいと感じた場合には、怪我や事故を起こさないためにも無理をせず、専門の業者に連絡をしましょう。
防虫対策
インターホンは外部に設置されることが多いため、虫が入り込むリスクがあります。
虫が内部に入り込むと、接続不良やショートの原因になり、最悪の場合、インターホンが故障することもあります。
これらの問題を未然に防ぐため、以下の防虫対策を行ってみましょう。
・外部カバーの取り付け
インターホンの外部にカバーを取り付けることで、虫の侵入を防ぎます。カバーは通気性が良いもので、雨や風を防げる設計のものを選びましょう。
・虫が入り込みやすいポイントの対策
インターホンを設置する際は、なるべく虫が少ない場所を選ぶようにしましょう。また、インターホンの設置時に、取り付け部分にシーリング材を使って隙間を埋めるなどの対策を行い、周囲の密閉性を高めることで、虫が入り込む隙間を減らすと効果的です。
インターホンの故障を防ぐための対策
よくあるインターホンの故障とその対処法
インターホンのよくある故障には、音声が途切れる、映像が不鮮明といった不具合が挙げられます。
これらの不具合が発生する原因としては、接続不良や部品の劣化が考えられます。
こういった故障の対処法としては、まず配線の接続を確認し、配線がしっかり接続されているか確認します。そして、外部および室内インターホンのレンズやマイクにほこりや汚れがないかをチェックして清掃を行ってみましょう。
他にも、インターホンの電源確認やバッテリーの状態チェックなど自力でできる範囲の対処法を実施し、それでも問題が解決しない場合は、専門の修理業者に依頼することをお勧めします。
インターホンの故障を未然に防ぐための対策
インターホンが故障するリスクを下げ、インターホンの寿命を長持ちさせるためには、雨風からの保護と適切な設置が不可欠です。
取り付け場所には屋根のある場所や防水機能付きのモデルを選び、外部インターホンが直接雨や風にさらされないようにカバーやシェードを利用します。
また、高温や極寒の環境を避けることも重要です。外部インターホンの場合は防水性や耐候性の高いモデルを選び、屋内でも湿気や温度変化に配慮したモデルを選ぶことで故障を防ぎます。
まとめ
インターホンを長く安心して使うためには、少しの手間をかけることで大きな効果が得られます。インターホンは、訪問者との大切なコミュニケーションツールであり、安全を守る重要な設備です。
そのため、定期的に清掃を行い、外部インターホンは3ヶ月ごと、室内インターホンは半年ごとに点検をし、適切なメンテナンスを行うことが、インターホンの寿命を長持ちさせるための秘訣です!
もし音声や映像の不具合、動作不良、部品の破損が見られたら、早めに修理や交換を検討しましょう。
また、雨風からインターホン守るために、防水機能付きのモデルや屋根のある場所への設置を心がけたり、高温や極寒の環境を避けることで、より良い状態を保つことができます。
これらの簡単な工夫をすることで、インターホンの寿命を延ばし、安心して使い続けることができます。
どんな小さな不安も早めに対処し、インターホンを長く快適に使いましょう!
インターホンの交換・修理・取り付けのプロを探すならA-RISEへ
インターホンの交換・修理・取り付けはプロに任せてみましょう。
それ以外のインターホンに関するあらゆることもお任せください。
無料で相談可能ですので、安心してご相談ください!
A-RISEに頼むメリット
- 配線の接続など、複雑な作業を失敗しないようプロにやってもらえる
- 自分で取り付け不可能なインターホンにも交換できる
- 配線を隠すなど、専門の資格が必要な工事も可能
- アフターフォローなどの保証がある業者なら、もし不具合があっても安心
このように、業者に頼めば確実に良い仕事をしてくれます。さらにはアフターサービスまであるのです。
一般にインターホンの寿命は10年~と言われています。
長く使うのであれば、業者に確実に工事してもらうほうがいいかもしれませんね。
当店では、そのようなインターホンの工事を専門にしています。
腕の良い資格を持ったプロがいますので、ぜひ一度相談してみてください!