皆さんのオフィスにはインターホンは設置されているでしょうか。
オフィスにインターホンを設置することによって、訪問者の確認や入退出の管理、さらには緊急時の対応など、様々な場面で役立ちます。
しかし、数多くの種類や機能がある中で、自社のオフィスに最適なインターホンを選ぶことは容易ではないかと思います。
今回の記事では、
- オフィス向けインターホンの種類・特徴
- オフィス向けインターホンの選び方
- オフィス向けインターホンの取り付け方
この3つにフォーカスして、紹介したいと思います。
オフィスへのインターホンの導入を検討している方や、オフィスにあるインターホンの交換を検討している方は、ぜひ今回の記事を参考にしていただければと思います。
オフィス向けインターホンの種類・特徴
今現在、インターホンの種類は何百・何千となっており、その中からどれを選べばいいのかわからないという方も多いかと思います。
今回は、そんな中から「オフィス向けインターホンの種類・特徴」と題して、下記の3種類をピックアップしてきました。
・ワイヤレスインターホン
・有線インターホン
・多機能インターホン
では、それぞれメリット・デメリットといった特徴を含めて見ていきましょう。
ワイヤレスインターホン
設置のしやすさ、種類の多さで選ぶなら、このワイヤレスインターホンが今回紹介するインターホンの中でも一番でしょう。
メリット
①配線工事不要なため、工事費用がリーズナブル
②コードレスなため、事務所のどこでも設置が可能
③配線トラブルの心配がない
デメリット
①定期的な電池交換や、充電が必要不可欠
②電波の届く範囲内でしか使えない
③有線よりも音質・画質は下がる
特徴としては、配線工事不要・価格帯が比較的リーズナブルな点です。
また、設置が簡単なため、導入がとても手軽です。
通信距離や電波の到達範囲はモデルによって異なりますが、一般的にはオフィス内の利用に適しています。
有線インターホン
とにかく通信環境を安定させたい、
メリット
①安定した通信環境
②通信が有線で行われるため、無線のものよりセキュリティーが高い
③初期導入費用はかかるものの、運用中の通信費用がほとんどかからない
デメリット
①配線工事が必要で、設置に手間とコストがかかる
②配線が固定されているため、機器の移動やレイアウト変更が難しい
③広い敷地や複数の建物間での利用が難しい場合がある
有線インターホンの特徴としては、安定した通信品質を提供できる点です。
有線インターホンは、通信が有線で行われるため、非常に安定した通信品質を提供します。
電波干渉や通信の途切れがなく、クリアな音声や映像を確保できます。
また、有線接続により、セキュリティリスクが低く、ハッキングや不正アクセスのリスクを最小限に抑えることができます。
設置には配線工事が必要ですが、一度設置すればメンテナンスが容易で、運用コストも低く抑えられます。
多機能インターホン
防犯対策はしっかりとしたい、スマートフォンなどでどこからでも確認できるようにしたい、など、とにかく便利さを求めるのであれば、多機能インターホンを選ぶといいでしょう。
メリット
①映像機能や録画機能があるため、高いセキュリティー性がある
②スマートフォンと連携することで、外出先からでも訪問者の確認ができる
③他のシステムとの連携が簡単
デメリット
①コストが高くかかってしまう
②設置が複雑である
③多機能であるがゆえに、使いこなすのに時間がかかる
多機能インターホンの特徴としては、多種多様な機能が付属されている点です。
多機能インターホンは、映像機能、録画機能、スマートフォン連携、オートドア機能など、多様な機能を備えています。
このタイプのインターホンは、訪問者を確認し、録画して証拠を残すことができるため、セキュリティの向上に非常に有効です。
また、外出先からでも訪問者に対応できるリモートアクセス機能を持つものもあり、業務効率の向上にも貢献します。
さらに、他のセキュリティシステムと連携し、統合的なセキュリティ管理を実現することができます。
オフィス向けインターホンの選び方
ここまではオフィス向けインターホンの種類や特徴について触れてきましたが、ここからは、実際に選ぶ際にどこに注意して選べばいいのか、確認するべき点はどこかについて詳しく見ていきたいと思います。
それでは、それぞれ見ていきましょう。
ワイヤレスインターホン
ワイヤレスインターホンの選び方としては、下記の点があります。
①通信距離と環境の確認
②セキュリティ対策
③必要な機能の確認
まずは、使用する環境に応じて、必要な通信距離を確認して選びましょう。
次に、適切な暗号化技術を採用しているか、セキュリティ対策が十分かを確認しましょう。
そして、映像機能、バッテリー駆動など、必要な機能が揃っているかを確認しましょう。
有線インターホン
有線インターホンの選び方としては、下記の点があります。
①設置場所の確認
②配線方法の確認
③コストとメンテナンスの確認
まずは、インターホンを設置する場所の配線工事が可能かどうかを確認しましょう。その際は、建物の構造や壁の材質も考慮しましょう。
次に、配線が露出しないように隠蔽配線が可能かどうか確認しましょう。
そして、初期導入費用と長期的なメンテナンス費用を確認しましょう。
多機能インターホン
多機能インターホンの選び方としては、下記の点があります。
①必要な機能の確認
②コストの確認
③設置サービスが付属されているか
まずは、映像機能、録画機能、スマートフォン連携、オートドア機能など、必要な機能をリストアップして、その機能がついているのか確認しましょう。
次に、多機能インターホンは費用が高い場合が多いので、初期費用と運用費用を比較し、予算に合ったインターホンを選定しましょう。
そして、設置が複雑なので、設置サービスが付属されているか確認しましょう。
オフィス向けインターホンの取り付け方
最後に、取り付け方法についてそれぞれ見ていきたいと思います。
ワイヤレスインターホン
壁に取り付けブラケットを取り付けます。
インターホン本体をブラケットに取り付け、しっかりと固定します。
バッテリー駆動モデルの場合は、バッテリーをセットします。
有線インターホン
壁に取り付けブラケットを取り付けます。
インターホン本体をブラケットに取り付け、しっかりと固定します。
電源ケーブルを配線し、電源を供給できるよう、インターホン本体を電源に接続します。
音声や映像の通信ケーブルをインターホン本体と受信機(または他のデバイス)に接続します。
多機能インターホン
壁に取り付けブラケットを取り付けます。
インターホン本体をブラケットに取り付け、しっかりと固定します。
インターホン本体を電源に接続します。
映像や音声の通信ケーブルを接続し、インターホンと制御装置(または他のデバイス)をつなぎます。
スマートフォンとの連動機能など、全ての機能が正常に動作するか確認します。
まとめ
今回の記事では、「【完全版】オフィス向けインターホンの選び方・取り付け方を徹底解説」と題して、
- オフィス向けインターホンの種類・特徴
- オフィス向けインターホンの選び方
- オフィス向けインターホンの取り付け方
上記の3つについて詳しく見てきました。
結論としては、
・ワイヤレスインターホン
・有線インターホン
・多機能インターホン
こちらの3つのうちから、自社のオフィスに適したものをお使いいただければと思います。
詳しくは、「オフィス向けインターホンの選び方」でご紹介した、メリット・デメリット等をご覧ください。
今回も最後までご視聴いただきありがとうございました。
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