今回は、多くのご家庭で疑問に思われているインターホンの増設についてわかりやすく解説します。
「インターホンを増やすだけなのに、何が難しいの?」と疑問に思われる方もいるでしょう。しかし、実際にはインターホンの増設は意外と複雑なのです。自宅のインターホンが増設に対応しているか、どのモデルが適しているかなど、注意深く検討する必要があります。間違った選択をすると、「新しいインターホンを買ったけれど使えなかった」という悲しい状況に陥りかねません。
そうならないためにも、この記事を通じて皆さんを全面的にサポートさせていただきます。記事では以下の内容に焦点を当てています。
- 増設に適したインターホンの選び方
- 増設対応モデルの確認方法と推奨製品
- 増設にかかるコストについて
インターホン増設の基本を学ぼう!
インターホンの増設に関して、以下の二つの重要なポイントを解説します。
- どの機種を増設するべきか
- 増設が可能かどうかの確認方法
この基本情報をしっかり把握して、スムーズな増設を目指しましょう!
選ぶべき機器のタイプ
「インターホン増設」と一口に言っても、選ぶべき機器のタイプは状況によって異なります。主なパターンはこちらです。
- 玄関子機の増設
- 室内モニター親機またはワイヤレス子機の増設
- スピーカーの増設
それぞれの状況に合わせて最適な機器を選びましょう。
他の部屋でも応対を行いたい場合は「親機」
「遠い部屋まで行くのが大変」「部屋以外でも応対したい」という場合、親機の増設がおすすめです。キッチンや二階など、別の部屋に設置する例が増えています。
ワイヤレスモニター子機の選択
移動しながらでも応対したい方には、ワイヤレスモニター子機が適しています。ポケットサイズで持ち運び可能な製品もあります。
心配される方もいるかもしれませんが、ワイヤレス機器の通信範囲は一般的に約100mと広範囲です。家事中でも応対が容易になります。
呼出音を他の部屋でも聞きたい場合は「スピーカー」
「インターホンの音が聞こえない」という場合は、スピーカーの増設を検討しましょう。特に広い家や二階建ての家では有効です。
玄関子機の増設を検討している方 二世帯住宅で別々の玄関を持つ場合、玄関子機の増設が便利です。門と玄関が離れている家でも有効で、防犯効果も期待できます。
メーカーやシリーズが違うと増設不可
異なるメーカーやシリーズの機器間では増設が不可能な場合が多いです。同じメーカーの同シリーズの製品を選ぶのが安全です。
増設可能な機種の確認 メーカーの公式サイトやカタログを参照し、お使いの機種が増設対応かを確認してください。アイホンやパナソニックなど、各メーカーのサイトで情報が提供されています。
もし現在のインターホンが増設非対応の場合、本体を交換することを検討しましょう。交換にはコストがかかりますが、長期的に見れば利便性が向上します。
インターホン増設のためのおすすめ機種をメーカーごとに紹介
インターホン増設に関して、アイホンとパナソニックの製品を以下のようなニーズ別にご案内します。
- 持ち運び可能なモニターの増設
- 壁掛けタイプのモニターの増設
- スピーカーの増設
- 玄関子機の増設
増設する際の注意点もお伝えします。それでは、各ケースに合ったおすすめ製品を見ていきましょう。
持ち運び可能なモニターの増設に最適な製品
アイホン
- ROCOタッチ7 カラーテレビドアホン KG-88: これは子機・親機・ワイヤレス子機のセットで、追加のワイヤレス子機を2台まで接続できます。防犯機能も充実しています。
- テレビドアホンワイヤレスセット KM-77: スマホ連動機能で外出先からも応対が可能。宅配ボックスの開閉時に録画を開始する機能もあります。
パナソニック
- ワイヤレスモニター付テレビドアホン VL-SWD220K: モニター子機から親機まで、遠隔でドアの開錠・施錠が可能。電話機としても使用できます。
- ワイヤレスモニター付テレビドアホン VL-SWH705KL: スマホでの来客応対が可能で、最大6台まで子機を増設できます。
壁掛けモニターの増設におすすめの製品
アイホン
- ハンズフリーテレビドアホンセット ROCOワイド録画: 業界最薄のモニターで、留守中の来客者を自動録画。内線電話のように使用も可能です。
- カラーテレビドアホン: デザイン性に優れたカラーモニター搭載の製品で、新着録画の通知機能もあります。
パナソニック
- テレビドアホン VL-SZ50KP: モニター親機と玄関子機の両方が増設可能。広角レンズとズーム機能で安心の防犯対策が可能です。
スピーカー増設に適した製品
アイホン
- 呼出音増設スピーカー IER-2: ROCOタッチ7 KG-88との連携で、防犯機能をさらに強化できます。
パナソニック
- 呼出音増設用スピーカーVL-862W: テレビドアホンセット VL-SZ30KLとの組み合わせで、遠くの部屋でも来客応対が可能になります。
玄関子機の増設におすすめの製品
アイホン
- ROCOタッチ7 カラーテレビドアホン KG-88: 自動転送機能で二世帯住宅にも適しており、他世帯への通話も可能です。
パナソニック
- テレビドアホン VL-SZ50KP: 鳴り分け機能があり、二世帯住宅に最適。LEDライトと動画保存機能で安心の防犯対策を提供します。
これらの製品を選ぶ際は、増設が可能なモデルかどうかを事前に確認することが重要です。特にワイヤレス製品の場合、互換性の問題がある場合がありますので、注意が必要です。
電源直結式インターホンの増設は専門業者へ
電源直結式のインターホンは、専門の電気工事士の資格が必要なため、自分で取り扱うことはできません。
電源直結式のインターホンを増設する場合や、取り外しを希望する場合は、専門の業者に依頼するのが最適です。業者に作業を委ねることで、安全かつ確実に作業が行えます。
業者に依頼する場合、本体価格に加えて作業費がかかります。作業費は業者によって異なり、安い場合は5,000円から、高額な場合には20,000円~30,000円程度になることもあります。
さらに、壁の工事などが必要な場合、費用は若干高くなる可能性がありますが専門家に任せることで安心できます。
不安な点があれば、まずは相談を
「自分で交換できるかもしれないが不安だ」とか「業者に頼みたいけど費用が心配」といった不安がある場合は、まずはご相談ください。見積もりは無料で行い、お客様に納得いただける形で作業を進めます。
まとめ
この記事で、インターホンの増設について以下の3点をお伝えしました。
- 増設すべきインターホン
- 増設対応機種の確認方法とおすすめの商品
- 増設にかかる費用
自宅のインターホンが増設に対応しているか、どの機種を増設すべきかをまず確認してください。わからない点があればお気軽にお問い合わせください。
あなたが快適な生活を送れるよう、サポートいたします。