「新しいインターホンを取り付けたい」
「今あるインターホンが悪くなったから交換したい」
「でも自分で交換できるかな?」
あなたはこんな悩みを持っていませんか?
結論から言うと、インターホンには交換できるものとできないものがあります。
この記事ではそれらについて解説し、インターホン取り付けの注意点まで丁寧に解説します!!
自分で交換・取り付けできるインターホンは何!?
自分で交換・取り付けできるインターホンは次の2つです。
- 電源コード式インターホン
- 乾電池式インターホン
逆にできないものは次のものです。
交換不可能 | ・電源直結式インターホン ・熱感知器・ガス警報器などと連動したインターホン ・固定電話で応答するインターホン ・玄関子機と複数の親機が連動したインターホン(二世帯住宅など) ・玄関子機が壁に埋まっているインターホン ・マンションのオートロックと連動したインターホン ・チャイムをインターホンに交換する |
インターホンの種類は?
電源コード式インターホン (交換可能)
電源コード式インターホンとは、コンセントとプラグをつないで使うインターホンのこと。
インターホンからコードが伸びてコンセントに繋がっていれば電源コード式です。
掃除機やスマホの充電器を想像していただけるとわかりやすいですね。
乾電池式インターホン (交換可能)
その名の通り、インターホンや受話器の中に入っている電池で動いているタイプです。
コンセントには繋がっていません。
「何年もこのインターホンを使っているのに電池交換をしたことがない」という場合は、電池式ではなく、電源直結式でしょう。
電源直結式インターホン(不可能)
電源がコンセントでも電池でもなく、壁内にある電気回線につながっているタイプです。
確認方法は簡単です!
- インターホンの室内親機を上にスライドさせて外します。
- 外した親機の裏を見て配線が4本以上あれば電源直結式です。
インターホンの交換・取り付け方法を簡単に解説!!
20分ほどで簡単にインターホンを交換・取り付けする方法を教えます!
必要な準備物
必須 | ドライバー |
必須 | 新しいインターホン |
あればよい | 絶縁テープ |
あればよい | 延長コード |
意外と少ないですよね。
ドライバーに関しては、プラスもマイナスも使う場合あるので、それは自分のインターホンを確認してください。
絶縁テープはワイヤレスインターホンに使います。
今は普通のインターホンについて解説しますよ!!
玄関子機の外し方
正直、親機と子機どちらから外すかはどちらでもいいですが、子機から解説していきます!
- ドライバーを使って固定しているネジを緩めて、コードなどに気をつけて子機本体を丁寧に外します。
- 子機に繋がっている配線を外す
室内親機の外し方
- 親機側の電源プラグまたは電池を抜く
- インターホンのブレーカーも念のため落としておこう
- 親機本体を上にスライドさせてゆっくり外す
- 親機につながっている2本の配線(チャイムコード)を外す
- ネジを緩めてすべて外す
玄関子機の取り付け方
- 新しいインターホンの取付枠や台座をネジで固定する
- 子機にチャイムコードを取り付ける
- 子機本体を1でつけた台座にネジで固定する
室内親機の取り付け方
玄関子機と同様にやりましょう。
壁の中に小道具が入らないように気をつけて丁寧にやりましょう!
ワイヤレスインターホンの場合は?
ワイヤレスインターホンと従来のインターホンの違いを解説したいと思います。
ワイヤレスタイプは室内外をつないでいる2本の配線(チャイムコード)が不要です。
そのため配線の金属部分に絶縁テープを巻いておきましょう。
つまり親機と子機を取り外したら、チャイムコードを取り外し、絶縁テープを巻くだけです!
あとは上の手順と同じですよ。
ワイヤレスインターホンのメリット・デメリット
ワイヤレスインターホンは、伝統的な有線インターホンシステムと比較していくつかのメリットとデメリットがあります。以下に詳述します。
メリット
- 設置の簡易さ:
- ワイヤレスインターホンの設置は比較的簡単で、特に配線工事が不要であるため、設置場所を選ばないで済みます。
- 無線接続設定を行えば、親機と玄関子機をすぐに使用開始できるため、設置と交換が容易です。
- 電気工事をすることなく簡単に設置できる利点があります。
- 移動の自由:
- ワイヤレスのため、好きなところに設置したり、持ち歩いたりできる利便性があります。
- 配線の劣化の心配がない:
- 有線インターホンのように配線の劣化や断線の心配が少ないです。
デメリット:
- 画質と通信の安定性:
- 有線インターホンに比べて、画質や通信が不安定になる可能性があります。
- 定期的な電池交換が必要:
- ワイヤレスインターホンは電池で動作するため、定期的な電池交換が必要となります。
- 無線接続の制限:
- 無線が届かない場所では使用できない制限があります。
- 親機と子機の増設や交換の制約:
- 親機が破損すると子機も含めて全て交換する必要がある場合があり、親機と子機の増設も困難である可能性があります。
一番のデメリットは電池交換がめんどくさいことだと思います。
忘れていると、いつの間にか使えなくなってしまいます。
自分で取り付けるのが大変なら?
自分で取り付けたほうが安くなるのは確かです。
しかし、上の説明を読んで「難しそうだな」「めんどくさいな」と思った方は是非、プロの業者に頼ってみましょう!
それには多くのメリットがあります。
業者に頼むメリット
- 配線の接続など、複雑な作業を失敗しないようプロにやってもらえる
- 自分で取り付け不可能なインターホンにも交換できる
- 配線を隠すなど、専門の資格が必要な工事も可能
- アフターフォローなどの保証がある業者なら、もし不具合があっても安心
このように、業者に頼めば確実に良い仕事をしてくれます。さらにはアフターサービスまであるのです。
一般にインターホンの寿命は10年~と言われています。
長く使うのであれば、業者に確実に工事してもらうほうがいいかもしれませんね。
当店では、そのようなインターホンの工事を専門にしています。
腕の良い資格を持ったプロがいますので、ぜひ一度相談してみてください!