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リフォームにかかる費用の相場を種類別に徹底解説

古くなった家でも、雰囲気をそのままに設備を新調することができるのが住宅リフォームの魅力です。

しかし、費用の目安がわからないために、予算決めや見積もりの際にその金額が適正であるのか、本当に建て替えより費用を抑えられるのかと不安に思う方も多いのではないでしょうか。

この記事では、そんな不安を解消するべく、リフォーム箇所を19の種類に分け、それぞれにかかる費用の目安を詳しく解説しています。

費用の目安を把握し、納得のいくリフォーム計画を立てる参考にしてください。

リフォームのメリット・デメリット

古くなった家を新しくしたい場合、建て替えよりもリフォームを検討する方も多いのではないでしょうか。確かに建て替えよりも費用負担が少ないなどのメリットが多い一方、トータルコストが高くついてしまう恐れがあるなどのデメリットもあります。

リフォームのメリットデメリットをそれぞれ理解し、家の状態に合わせて適切な方法を選びましょう。

メリット

  • 愛着のある家の雰囲気を残せる
  • 工期が短い
  • 費用を抑えられる

住んでいる家が古くなり、大きな修繕が必要になったとき、リフォームであれば家の雰囲気を変えず、リーズナブルに新しい設備に変えられます。

建て替えやリノベーションは、住み慣れた家と雰囲気がまったく変わってしまうケースがほとんどです。なぜなら、建て替えやリノベーションは新しいコンセプトのもと、古くなった家の価値を高めることが目的だからです。

一方、基本的な家の構造自体は変わりません。さまざまな家族のイベントを見届けてきた家の雰囲気をそのまま残せます。

また、部分的な修繕となるリフォームは、建て替えやリノベーションなど大規模な工事と比べると、解体や廃材を処分する必要がないため、工期が短く費用を抑えやすいでしょう。リフォーム内容によっては工期中も普段どおり生活できる場合もあります。そのため、仮住まいなどの諸経費を抑えられるのです。

デメリット

  • 間取りの変更はしづらい
  • トータルコストが高くなる可能性がある
  • リフォームローンの金利が高い

リフォームにおいて建物の構造が変わらないというメリットは、間取りの変更など大掛かりなリフォームはできないというデメリットにもなります。柱の位置や壁などはその家の構造上必要です。それを無理やり取り除くと家の強度が保てず、自然災害などで倒壊してしまう可能性があるからです。

費用面でもデメリットはあります。たとえば、骨組みだけを残して内装から設備まですべて交換をするようなフルリフォームとなると、どうしても費用が高くなります。また、費用を抑えようとするあまり、最低限のリフォームをその都度繰り返していると、かえって諸経費がかさみ、最終的にかかった費用が建て替えと変わらなかったというケースも多いです。

また、リフォームローンは金利が高いことから、結果的に返済額が多くなる恐れがあります。

リフォームは、家の設備を新しくできる一方、構造上の制約や費用面での不安がデメリットとなるでしょう。

リフォームの箇所別の費用相場

リフォームする場所ごとにかかる費用の相場をまとめました。

同じ設備でも状況によって費用が異なるため、あくまで目安として参考にしてみてください。

施工箇所  費用の目安 
トイレ  15万円~50万円 
キッチン  50万円~150万円 
浴室  100万円前後 
洗面所  10万円~50万円 
リビング  50万円~100万円以上 
ダイニング  50万円~100万円 
洋室  50万円程度 
和室  20万円~60 
廊下  10万円~30万円 
階段  10万円前後 
玄関  10万円~50万円 
外装  100万円以上 
屋根塗装  100万円程度 
エクステリア  100万円程度 
ガーデニング  10万円~50万円 
ベランダ・バルコニー  50万円以下 
断熱  200万円程度 
耐震  25万円~200万円 
バリアフリー  5万円~250万円以上 

トイレリフォームの相場

トイレリフォームの相場は15万円~50万円です。

しかし、リフォームの内容によっても大きく異なります。

トイレ本体のみの交換であれば費用は抑えられますが、タンク付きかタンクレスかなど、付属する設備や機能によって10万円以上の価格差が生じることもあります。

また、トイレリフォーム時に、天井や壁と比べて汚れが付きやすい床の張替えも同時におこなう方が多いです。床の張替え費用の相場は、広さや使用する素材で異なります。クッションフロアだと1万円~2万円とリーズナブルですが、タイルやフローリングになると費用の目安は5万円~10万円ほどとなります。

大掛かりなリフォームになると当然、費用は上がるものと考えておくとよいでしょう。たとえば和式から洋式のへの変更や、場所や広さを変えるリノベーションでは50万円以上かかるケースもあるようです。

キッチンリフォームの相場

基本的なキッチンリフォームの相場は50万円~150万円ですが、リフォームの規模や目的によって変わります。

部分的なリフォーム、たとえばビルトインコンロやIHの交換のみであれば30万円程度で住むことが多いです。シンクのみや食器棚の交換なども、比較的低予算でおこなえます。

一方、キッチンの配置を変えるなど、キッチンの構造自体を変えるリフォームとなると、給排水の工事が必要になる場合もあり、費用は高額になりがちです。

こういったケースを考慮すると、壁付のキッチンからカウンター型やアイランド型に変更する場合、100万以上の予算は必要になるでしょう。

また、IHからガスコンロへの変更の場合は、ガス管の引き込み工事が必要になる可能性があるため、事前に工事費用を確認しておきましょう。

浴室リフォームの相場

浴室のリフォームの相場は100万円前後です。

ユニットバスの交換は50万円~150万円でリフォーム可能です。最近の主流であるユニットバスは規格が統一されています。そのため、この価格差はグレードによるものがほとんどです。シンプルなものであれば50万円ほどで交換可能ですが、浴室乾燥やリラクゼーションなど機能性の高いものになると100万円以上と高額になるでしょう。

一方で、昔ながらの在来浴室からユニットバスへの変更では、元の浴室をいったん解体する必要があります。同時に断熱工事やシロアリ対策もおこなうケースが多く、費用は150万円を超えることも珍しくありません。

洗面所リフォームの相場

洗面所リフォームの費用の目安は10万円~50万円です。

シンプルな洗面台の交換だけだと、設置費用を入れても10万円前後と比較的安く交換できるでしょう。

たとえば、洗面台の交換とクロスや床材の張替え、洗濯機パンの設置を含めても20万円以下でリフォームできます。

デザイン性や機能性の高い洗面台の価格帯は、30万円~50万円ほどです。

また、間取りを変更するなど洗面所を全面的にリフォームする場合、50万円以上の予算が見込まれます。

とはいえ、洗面所のリフォームは同じ水回りでも、キッチンや浴槽と比べると費用を抑えやすい傾向にあります。家の雰囲気を変えるために気軽にリフォームしやすい場所と言えるでしょう。

リビングリフォームの相場

リビングリフォームは内容や目的によって、費用に大きな差が生じる部分ではありますが、平均的な費用の相場は、50万円~100万円以上となっています。

リビングのリフォームで一番多いのがクロスや床材の張替える内装リフォームです。

壁や天井によく使用されているビニールクロス1㎡あたりの相場は、1,000円~1,500円です。床材の目安は、複合フローリング1㎡あたり平均で5,000円ほどとなっています。

たとえば16畳のリビングで、壁と天井のクロスと床材を張り替えた場合、20万円前後かかる計算です。

間取りの変更をともなうリフォームは、補強工事が必要になることもあるため、目安は50万円~100万円と高くなる傾向です。

ダイニングリフォームの相場

ダイニングのリフォーム費用の目安は50万円~100万円です。

キッチンやリビングとダイニングを一体化させLDK(リビング・ダイニング・キッチン)にするリフォームは、予算は100万円以上と考えておくとよいでしょう。

間取りの変更をともなうリフォームは間仕切りを撤去したり、場合によっては補強工事が必要になったりすることもあるからです。

一方、クロスの張替えと床材の変更であれば、リビングリフォームと同様、比較的手ごろな費用でリフォームできるでしょう。しかし、ダイニングは食事の匂いがつきやすい場所です。そのため、料金の高い消臭効果の高い素材を使うことも多く、リビングよりも費用は50万円程度高くなりがちです。

洋室リフォームの相場

洋室リフォームは、和室を洋室に変える工事が多く、内容によって費用の目安は大きく異なります。

畳からフローリングへ変更するリフォームの費用の目安は、6畳~8畳の広さで9万~35万円ほどです。床材がクッションフロアであれば、8万円~18万円程度と費用を抑えられます。

しかし、古い作りの和室を洋室へと全面的にリフォームする場合は、床の変更だけなく柱や梁を隠す工事が必要になるケースがあるため、費用の目安は100万円以上となります。

また、ウォークインクローゼットなどの収納の設置は、押入れのスペースなど元の部屋の構造を活用すれば、50万以内で設置できるケースが多いです。

和室リフォームの相場

和室リフォームは、畳やふすま、障子など古くなった建具の交換であれば20万円ほどでリフォーム可能です。

洋室を和室にしたい場合、単にフローリングの上に畳を敷くだけであれば、費用の目安は10万程度です。フローリングを撤去して設置する場合は、20万円ほどの費用がかかります。

洋室の一部に和のテイストを取り入れるリフォームも人気です。たとえばリビングの一角に小上がりの畳スペースを設ける場合、30万円~60万円、掘りごたつの設置は20万円~60万円をそれぞれ目安としておきましょう。

廊下リフォームの相場

廊下のリフォームというと、クロスや床の張替え、手すりの設置がほとんどです。

機能やデザインにこだわりがなければ、それぞれ10万円~30万円ほどでリフォームできます。

ただし、廊下の壁面に収納を設置したり、床材に天然石や無垢材など高級な素材を使用したりする場合、50万円以上の予算が必要になります。

いずれにせよ、廊下のみのリフォームで100万円を超えることは少ないでしょう。

階段リフォームの相場

階段リフォームは、主に安全面に考慮しておこなうことが多く、費用の目安は10万円前後です。

たとえば手すりを設置する費用の目安は10万円前後です。踏み板にすべり止め加工を施すケースでは1万円程度と比較的安価でリフォームできます。

また、表面の板材の交換だけであれば30万円ほどが目安となっています。一方、階段の勾配など形状を変えるリフォームでは50万円以上と高額となる傾向です。

玄関リフォームの相場

玄関リフォームの費用相場は、10万円~50万円です。

玄関のドアや鍵の交換などのシンプルなリフォームであれば30万円以内に収まることがほとんどでしょう。

一方、玄関の間口を広げたり、収納を設置したりといった内装工事も同時におこなうと50万円を超えることが多いです。

鍵の交換では、シリンダー錠などに加え、スマートキーなど選択できる種類が多い分、1万円~20万円と価格差があります。

外装リフォームの相場

家の外壁に対しておこなうのが外装リフォームで、主に塗料を塗り直しや劣化した部分を修繕します。

外装リフォームの費用の相場は100万円以上です。

使用する塗料によって耐久年数が異なり、それに比例して値段も上がります。

しかし、費用をおさえようと安い塗料を選ぶと、耐久性が低く塗り直しの頻度が増えてしまい、かえって費用が高くつくこともあるため、注意が必要です。

屋根・塗装リフォームの相場

屋根リフォームの費用目安も、100万円程度となっています。

しかし、リフォーム工法によっては100万円以上と、費用は高額になります。

たとえば、屋根の葺き替えです。

屋根のリフォームでは基本的に、職人が作業をおこなうための足場を組む費用が必要です。

葺き替えの場合はそれに加えて、既存の屋根を撤去・廃棄する費用がかかるため、費用は200万円を超えることもあるでしょう。

一方、塗料で補強する方法は、塗料によって費用に差はあるものの、100万円以内で収まるケースがほとんどです。

エクステリアリフォームの相場

エクステリアは、玄関へのアプローチや門扉、フェンスなどの外構部分です。そのため、どこをリフォームするかによって費用は異なりますが、部分的なリフォームであれば100万円を超えることは少ないでしょう。

門扉と玄関へのアプローチなど複数の外構工事を同時におこなう場合は、100万円~150万円以上と高額になります。

しかし、トータルで考えると別々にリフォームするよりも材料を節約できるため、安く済むケースが多いです。

ガーデニングリフォームの相場

ガーデニングリフォームは庭の整地や造園です。

一般的な広さの庭の整地であれば、10万円~50万円を目安に考えるとよいでしょう。

造園の場合、庭の一角に花壇を作ったりする小規模なものも低予算でリフォーム可能です。

また、サンルームやウッドデッキの設置は、比較的費用を抑えやすく、100万円以下に収まることが多いでしょう。

庭全体を作り変えたり、外構工事を同時におこなったりする場合は、100万円以上の予算が必要になります。

ベランダ・バルコニーリフォームの相場

ベランダ・バルコニーリフォームの費用の目安は、50万円以下に収まることがほとんどです。

ベランダ・バルコニーのリフォームは、防水工事や防サビ加工などのメンテナンス工事としておこなうことが多いです。施工範囲も狭いため費用の目安は10万円~20万円程度と比較的手ごろな価格でリフォームできます。手すりやフェンスの取り換え、屋根の設置も同様です。

ただし、あらたにベランダを作ったり、もともとあるベランダをサンルームに変えたりするリフォームは50万円~100万円以上と高額になります。

断熱リフォームの相場

断熱リフォームの費用は、屋根や外壁、床下、窓など、断熱加工を施す場所の数によって費用が変わりますが、目安として200万円くらいと考えておくとよいでしょう。

また、床や壁をいったん剥がしたり、家を丸ごと断熱加工したりする場合は、300万~500万円、広さによっては1,000万円を超えることもあるようです。

このように、断熱リフォームは高額になりがちですが、国の補助金を活用することもできるため、事前にリサーチしておくとよいでしょう。

参照:国土交通省  住宅リフォームの支援制度

耐震リフォームの相場

耐震リフォームの費用の目安は25万円~200万円です。

耐震リフォームの中でも部分的に補強をおこなう工事では費用をグッと抑えることができます。柱と柱の間に筋交いなどの金具を取り付けたり、壁の中に耐震パネルを取り付けたりする工事が該当します。また、ガルバリウムなどの軽量な素材で屋根の葺き替えをおこなう場合、部分的な補強に比べると費用は高額になりますが、おおよそこの範囲内です。

しかし、旧耐震基準で確認申請を受けている住宅の耐震リフォームの費用は、目安以上に高額になります。

たとえば、骨組みだけを残し、基礎の補強や白アリ対策などをおこなうスケルトンリフォームの場合は、1000万円以上と費用は跳ね上がります。

耐震リフォームも、自治体によっては補助金を受け取れる場合があるため、事前に確認しておきましょう。

バリアフリーリフォームの相場

バリアフリーリフォームでは、簡易的なリフォームであれば5万円~28万円が目安となります。主な工事内容は扉の交換、手すりやスロープの設置などです。

一方、車いす生活に向けた、水回りや玄関、廊下など全面的にバリアフリー化する大掛かりな工事の場合、250万円以上かかるケースが多いです。

高額になりがちなバリアフリーリフォームですが、要介護認定を受けている場合、事前に申請すれば1割~3割の自己負担額で済みます。

リフォームにかかる費用の内訳

リフォーム費用は、工事に直接的にかかる費用と間接的にかかる費用があります。この二つの費用を適切に把握しておかなければ、思ったよりも費用がかかってしまう恐れもあるため注意が必要です。

それではその内訳をそれぞれ見ていきましょう。

工事にかかる費用

リフォームをする際、費用の多くを占めるのが、直接工事にかかる費用です。

とくに、人件費は工事価格に含まれていることもあるため、費用の内訳はしっかり確認するようにしましょう。

材料費  トイレ・ユニットバス・キッチンなど、リフォームする商品の購入費用。 
人件費  施工する職人の技術料。 
諸経費  工事を適切に進めるためにかかる費用。 目安は工事価格10%~15 

工事を適切に進めるためにかかる費用。

目安は工事価格Kの10%~15%

工事以外でかかる費用

リフォームでは、工事費用だけ準備しておけばいいというわけではありません。リフォームの規模によっては以下の費用が工事費用に加算され大きな出費となるため、予算に余裕を持たせておきましょう。

小規模リフォーム 
印紙代  取引金額に応じて支払う印紙税 
駐車場代  職人の車を停めるスペースを確保する費用 
大規模リフォーム 
設計費  リフォーム会社によってかかるケースがある。目安は10%~20 
引っ越し・仮住まい費  壁や屋根をとり洗うリフォーム中の仮住まい費用と、それにともなうひっこし費用。 
確認申請手数料  工事内容が現在の法令に適合しているかを確認するための費用。 

 

リフォームの費用を抑えるコツ

リフォーム費用を抑えるコツは、リフォームに使用する材料や設備のグレードを下げ、安価なものを選ぶことと、国や自治体の補助金を活用することです。

それぞれ詳しくみていきましょう。

材料や設備のグレードを落とす

見積もりが予算オーバーしてしまったときは、リフォームする設備の機能を見てみましょう。便利でいい商品ではあるものの、自分にとって必要以上の機能は、無駄な費用にもなり得ます。そういう場合は、材料や設備のグレードを下げるとコストを削減できるでしょう。

また、リフォーム会社に「ついでだから」と勧められる工事が本当に必要なものかを見極めることも費用を抑えるうえで重要です。優先順位をしっかりつけ、不必要なリフォームはおこなわないようにしましょう。

ただし、一年以内に水回りのリフォームや足場を組む必要のある工事を2回以上おこなう予定があるのであれば、まとめておこなう方がお得になることもあります。

現在の生活で必要な機能を吟味し、適切な材料や設備を選ぶのが費用を抑えるコツです。

補助金を活用する

リフォーム費用を抑えるためには、国や自治体の補助金・助成金を活用するのがおすすめです。カーボンニュートラルの実現にむけ、家庭から排出される温室効果ガスの削減するためにエネルギー効率の良い住宅へのリフォームを支援する、さまざまな制度があるからです。

たとえば、バリアフリーリフォームでは自治体に申請すれば1割~3割の自己負担額で済みます。

ただし、どの制度も予算が上限に達した時点で受付が終了するため、リフォームのタイミングと合わないこともあるため注意が必要です。

以下に国が支援する代表的な事業についてまとめましたので、参考にしてください。

名称  対象  金額 
こどもエコすまい支援事業(国土交通省)  18歳以下の子どもを持つ子育て世帯39歳以下の若年夫婦世帯 最大100万円 
長期優良住宅化リフォーム推進事業 (国土交通省)  リフォーム後に「住宅性能に係る評価基準」を満たす住宅  80万円~160万円 ※条件によって異なる 
先進的窓リノベ2024事業(環境省)  断熱リフォームを実施する住宅  最大200万円 
給湯省エネ2024事業 (経済産業省)  高効率給湯器の導入する住宅  1台あたり最大18万円 

関連記事:リフォームを安くするための方法9選!激安リフォームの注意点も紹介

信頼できるリフォーム業者の探し方

リフォーム会社を選ぶ際、一社だけでの見積もりでは本当にその費用が適正かわかりません。相場を知るためにも少なくとも3社の見積もりをとりましょう。リフォーム会社の口コミを確認し、客観的な意見を知るのもおすすめです。

また、リフォーム会社も得意・不得意の分野があるため、しっかり自分で選び取る必要があります。安心してリフォームを任せられる会社を選ぶために、以下のポイントを確認しておきましょう。

  • 住宅リフォーム事業者団体に登録しているか
  • 自分の希望するリフォーム工事の実績があるのか
  • 見積もりが詳細でわかりやすいかどうか
  • こちらの希望をちゃんときいてくれるか
  • アフターサービスが充実しているか

リフォーム会社は数が多く「家から近いから」「有名な会社だから」「費用が安いから」という理由だけで選んでしまうと、失敗やトラブルにつながることがあります。自分の希望するリフォームができなかったり、結果的に高くついてしまったりするケースもめずらしくありません。

リフォーム会社を選ぶ際は安易に決めず、見積もりや担当者との相性などから信頼できるリフォーム会社を慎重に選びましょう。

関連記事:リフォーム業者の選び方9選!よくある失敗例とは?

リフォームは目的にあわせて、余裕をもった資金計画を!

リフォーム費用の種類ごとの相場や、リフォームのメリットとデメリットなどについてお伝えいたしました。

リフォーム費用は、新調する場所によって費用が大きく異なります。また、大規模なリフォームの場合、工事に直接関係する費用だけでなく、そのほかにも多くのお金がかかることがあります。そのため、検討段階で目安となる金額を把握し、余裕を持って予算を組むことが大切です。

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