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リフォームを安くするための方法9選!激安リフォームの注意点も紹介 

家のリフォームは、数万円からできるものもあれば数百万かかることもあります。決して安くはない金額のため、なるべく費用を抑えたいと考えている人も多いでしょう。リフォーム費用は内容や依頼する業者などで大きく変動するため、予定していたよりも安くすむことも少なくありません。

本記事では、リフォーム費用を安くする方法を紹介します。激安リフォームの注意点も解説するので、内容を押さえて後悔のないリフォームをしましょう。

安く抑えてリフォームするための準備

リフォーム費用を安くするためには、事前に準備しておくべきことがあります。ここでは、準備しておきたい4つのことについて解説していきましょう。

希望の予算を考えておく

まずは、希望する予算を考えておくことが大切です。予算を決めておかないとどこまでも値段が引き上がっていくので、想像以上に出費してしまうおそれがあります。家計や資産に影響しない程度で予算を組めば、リフォーム後に後悔することはないでしょう。

予算の決め方に迷ったときは、リフォーム事例をいくつかチェックするのがおすすめです。素敵だと思った事例の参考費用を見れば、相場感がわかるようになるでしょう。

関連記事:200万円でリフォームはどこまでできる?箇所別の内訳も紹介 

予備費を予算に含める

予算には、前もって予備費を含めることも忘れてはいけません。予備費は万が一予算オーバーしたときや、工事中に発生したトラブルで追加費用がかかったときなどに必要となる費用です。

予算費を含めずにリフォームプランを計画すると、後々費用が足りないことになるおそれがあります。スムーズに対応するためにも、あらかじめ備えておくことが大切です。なお予備費は予算の10〜20%程度を目安に考えておくとよいでしょう。

トータルの予算を計算する

リフォームの予算を考えるときは、トータルの費用も設定しておくと安心です。リフォームと一口に言っても、工事だけではなく運搬費や仮住まい費などがかかる場合もあります。これらは見積もりのときや工事を進める上で判明することがほとんどなので、事前に業者に確認しておくとよいでしょう。

またリフォームにともなって新しい家具・家電に買い替える場合も、予算に含めておくことをおすすめします。リフォームにかかる費用の項目を洗い出し、リストにすれば視覚的にも把握しやすくなるので実践してみましょう。

優先順位を決める

あらかじめリフォーム内容の優先順位を決めることも重要です。予算が限られている場合は、優先順位を決めることで出費を抑えつつ、満足のいくリフォームがしやすくなります。

劣化している箇所がある場合は、まずはそこを優先するのがよいでしょう。生活や建物に支障がなければ、資金が集まったときにリフォームを検討するのも手段の一つです。もしくは設備のグレードを下げてまとめて実施するなど、案はさまざまあるのでライフスタイルに合わせて対応していきましょう。

リフォームにかかる費用を安くする方法【設備編】

ここでは、設備のリフォームにかかる費用を安くする方法を2つ解説します。

既存の設備を利用する

既存の設備を再利用することで、設備交換にかかる費用がなくなります。リフォームの中でも設備にかかる費用は大きく、お風呂やキッチンなど大きな設備となれば高額です。耐用年数を迎えておらず劣化も進んでいない場合は、再利用してリフォーム費用を抑えましょう。

ただし、再利用の可否は自己判断で行わず、必ず業者に確認してから決めることをおすすめします。劣化が進んでいる場合は故障する可能性が高くなるので、優先的にリフォームするようにしましょう。

設備・材料を安価なものに変更する

設備交換にかかる費用を安くしたい場合は、グレードを下げるのも手段の一つです。基本的に工事費用は一律なので、リフォーム費用を決めるのは製品価格と言っても過言ではありません。安価な設備や材料を選べば費用を抑えやすくなるので、あまりこだわりがない場合は予算に合うグレードの中から選ぶとよいでしょう。

リフォームにかかる費用を安くする方法【施工内容編】

リフォームにかかる費用は設備だけではなく、施工内容によっても変動します。ここでは、施工内容をどのように工夫すれば費用を安くできるのかについて解説していきましょう。

まとめてリフォームする

リフォームを部分的に行うのではなく、まとめて行うことでトータル費用を抑えられる場合があります。まとめて行うことで、依頼料や足場費、運搬費などが1回分ですむからです。劣化している箇所やリフォームしたい箇所が複数ある場合は、まとめてのリフォームを検討しましょう。

コストを抑えられる工法を選ぶ

コストを抑えられる施工方法を選んで依頼するのも、費用を抑えるのに効果的な方法です。例えばフローリングのリフォームをする際は、既存の床材を剥がさずに上から重ねて張ると、撤去費や処分費がかかりません。外壁や屋根も同様で、重ね張りすることで費用を安くできる場合があります。ただし重ね張りができるのはいくつかの条件を満たした場合のみのため、業者に可能かどうか確認してみましょう。

間取りを大きく変更しない

間仕切り壁を増減したりキッチンを移設したりと、間取りを大きく変更すると構造計算や配管移動などがかかって高額になります。なるべく費用を抑えたい場合は、もともとの間取りを活かしてリフォームするのがおすすめです。雰囲気を変えたい場合は、内装材を変えたりデザインにこだわったりしてみましょう。

リフォームする箇所を絞る

予算オーバーしたときは、リフォーム箇所を絞っても問題ないか考えてみましょう。数十万程度オーバーしている場合は、トイレや洗面所のリフォームを次回に回すことで予算内にできるかもしれません。オプションをつけすぎたあまり予算オーバーした場合は、本当に必要なものなのか再度確認してみましょう。リフォーム後の暮らしをイメージすると、不必要に感じるものが見つかる場合もあります。

関連記事:リフォームにかかる費用の相場を種類別に徹底解説

工期を短縮する

なるべく工期を短縮させることも、リフォーム費用を安くする方法の一つです。工期を短縮することで人件費を抑えることができ、結果無駄なコストの削減につながります。

住みながらの場合は工期を短縮するのは難しいですが、仮住まい先を見つけて空き家状態にすれば、一気に資材を運べたり作業員を総動員できたりします。一気に行うことで工期を短縮しやすくなるので、大掛かりなリフォームになる場合は、一時的に引っ越すのも検討するとよいでしょう。

リフォームにかかる費用を安くする方法【制度編】

リフォーム減税や補助金制度を賢く活用することで、費用を安くできる場合もあります。ここでは、それぞれの制度を活用するときの条件や内容について見ていきましょう。

リフォーム減税を活用する

次のリフォームを行う場合は、固定資産税や所得税が減税される場合があります。

  • 耐震リフォーム
  • 省エネリフォーム
  • バリアフリー
  • 同居対応リフォーム
  • 長期優良住宅化

リフォーム費用そのものが安くなるわけではありませんが、税金が控除されるため長期的に見ると負担が軽減される仕組みです。減税には大きく「投資型減税・ローン型減税・住宅ローン減税」があり、工事内容によって適用される制度が異なります。リフォームの翌年に確定申告することで受けられる恩恵なので、活用してみるとよいでしょう。

リフォーム補助金を活用する

リフォームの内容によっては、国や自治体が提供する補助金制度を活用できる場合があります。申請条件を満たして補助金が下りれば、リフォーム費用の一部に充てられて、自己負担を抑えることができるでしょう。

国の補助金を例に挙げると、「子育てエコホーム支援事業」「既存住宅における断熱リフォーム支援事業」「介護保険」などがあります。どれも一定の条件を満たせば申請できるので、詳細を確認してみるとよいでしょう。

またお住まいの地域がどのような補助金制度を設けているか知りたいときは、地方公共団体における住宅リフォームに係わる支援制度検索サイトをご利用ください。お住まいの市区町村を選択して知りたい制度内容をチェックすれば、利用できる可能性がある制度名が羅列されます。

関連記事:バリアフリーリフォームで活用できる補助金や減税制度は?

リフォームを安くしたい場合の注意点

ここでは、リフォーム費用を安くしたい場合の注意点を解説します。費用を安くする方法はさまざまあるものの、リフォームの仕上がりや内容などが目的と異なれば、後悔することになるかもしれません。費用を安くすることばかり考えるのではなく、目的を明確にした上で必要な手段を取るようにしましょう。

安いだけで業者を選ばない

リフォーム費用を少しでも安くしたいあまり、激安で請け負ってくれる業者には注意しましょう。本来リフォームには、顧客との打ち合わせから材料の発注、職人への指示、施工、引き渡しの手続きなどさまざまな業務・工程があります。これらを安請け合いする業者は、手抜きをしていたり材料を誤魔化していたりする可能性があります。

リフォーム業者とは工事して完了ではなく、その後もお付き合いしていく間柄です。施工後に不具合が見つかった際、快く引き受けてくれる業者のほうが、安心して施工を依頼できるのではないでしょうか。そのためにも金額以上に、人柄や対応力、アフターフォローの体制などをきちんとチェックしておくことをおすすめします。

関連記事:リフォーム業者の選び方9選!よくある失敗例とは?

譲れないポイントを明確にしておく

リフォームの費用を安くする方法として、設備のグレードを下げたりリフォームする箇所を絞ったりとさまざま紹介してきました。しかしこれらを実践すると、本来のリフォーム目的が達成できない可能性もあります。せっかくリフォームするなら、予算内で満足のいくものにしたいところです。

そのためにも、きちんと譲れないポイントを明確にしておきましょう。例えば今後のことを考えてトイレは節水型にしたい、家事時短のために食器洗い乾燥機は導入したいなどリストにして優先順位を決めるのがおすすめです。

補助金の条件を確認しておく

国や自治体の補助金制度を活用すると、リフォーム費用の一部を補助してもらえる場合があります。ただし、必ずしも申請すれば補助金がもらえるわけではありません。制度ごとに申請条件が異なるため、まずは条件を満たす必要があります。

また、条件を満たすために内容や写真を偽るのは厳禁です。申請書類は一定の基準下で審査が行われています。不適当な申請書類を見つけた場合は、交付決定の取り消しや始業者名の公表、補助金制度の利用停止など処分を受けることもあります。補助金制度を活用してリフォームする場合は、念入りに条件を確認して、信頼できる業者に工事を依頼するようにしましょう。

費用を安くして予算内で満足のいくリフォームをしよう

リフォームにかかる費用は、決して安くはありません。しかし工夫してリフォーム内容を考えれば、予算内で満足のいくリフォームができる場合もあります。そのためにも、まずは予算を決めて優先順位をつけることから始めましょう。減税や補助金などの制度を活用するとお得になることもあるので、検討してみるのも手段の一つです。

リフォーム業者のなかには、激安で請け負ってくれる場合もあります。そのような場面に遭遇した際は、後悔しないためにも安い理由をしっかり聞いた上で依頼の可否を判断するようにしましょう。

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