リフォームのメリット・デメリットを成功させるコツとともに紹介

住まいをより快適に、さらにライフスタイルに合った空間へと刷新できるリフォームは、多くの方にとって魅力的な選択肢です。
一方で、新築や建て替えとの違いがわからず「本当にリフォームで大丈夫なのか」「コストや工期の面で損しないか」といった不安を抱える人も少なくありません。
この記事では、リフォーム特有のメリット・デメリットを中心に、建て替えとの比較や費用相場、さらに成功のコツを整理してご紹介します。
自宅の老朽化が気になる方、暮らしの質を向上させたい方など、ぜひ参考にして理想の住まいを実現するヒントを得てください。
リフォームのメリット
リフォームには、建て替えに比べて工期や費用面での優位性があります。 築年数が進んだ住まいでも、必要な箇所だけを改修したり、設備を入れ替えたりすることで家の機能を向上させられます。 ここでは代表的なメリットを3つに分けて解説します。
メリット①費用が安い
リフォームの最大の利点は、建物そのものを一から建築し直す建て替えよりも、基本的に費用が抑えられる点です。 基礎や構造部分を活かし、内装や設備を中心に改修することで、材料費や解体費の大幅な削減が期待できます。 必要な箇所だけを部分的に直す「部分リフォーム」であれば、多額の資金を用意せずに老朽化を防ぎ、暮らしやすさを向上させることが可能です。
メリット②工期が短い
新築や建て替えの場合、基礎工事から始まって建物の骨組みや内装など、すべてをゼロから作り上げる必要があります。 リフォームであれば、既存の構造を活用するケースが多いため、工事にかかる時間は建て替えより短めです。 短い工期で済むほど、仮住まい費用やライフラインの停止期間などによる不便が最小限に抑えられます。 日常生活への影響をできるだけ少なくしたい方にとっては、大きなメリットです。
メリット③減税を受けられる可能性がある
特定のリフォーム工事を行った場合、減税や補助金を受けられる制度があります。 たとえばバリアフリー化や省エネ住宅への改修など、国や自治体が推進する施策に合致した工事には、所得税の控除や補助金が適用されるケースがあります。 適用要件や申請手続きは地域や工事内容によって異なるため、リフォーム計画の初期段階で確認しておくことが重要です。
国土交通省:住宅リフォームの支援制度 ※令和6年5月2日時点
リフォームのデメリット
リフォームは費用や工期において有利な面を持つ一方で、構造やローンの選択肢などに制約が生じやすい点が挙げられます。 特にフルリフォームの費用は、想定外の出費が重なると新築に近い負担になる場合もあり得ます。
以下では、リフォームならではのデメリットを3つ取り上げます。
デメリット①間取りに制限がある
リフォームでは、基本的に既存の建物の構造を活かします。 耐震壁や柱の配置によっては、大幅な間取り変更が難しく、希望のレイアウトを実現できないことがあります。 新築や建て替えのように自由に設計できない点は、デザインや暮らし方に強いこだわりを持つ方には残念な要素となるかもしれません。
デメリット②フルリフォームは費用がかさむ
「築古物件をまるごと一新したい」「内部をスケルトンにしてフルリノベーションしたい」といった大規模工事を行う場合、建て替えに匹敵するほどの費用がかかる可能性があります。 解体してみて初めてわかる構造上の問題や、耐震補強、配管・配線の総入れ替えなど、追加の工事が発生するケースがあるからです。 結果的に「新築と大差ないコストがかかった」という事例もあり得るため、初期段階で十分な予算シミュレーションを行う必要があります。
デメリット③利用できるローンが限られる
住宅ローンは新築や建て替えなど、土地と建物をセットで購入する場合が主な対象となる商品が多いです。 一方、リフォームローンは金利がやや高めに設定されている場合が多く、融資額や返済期間にも制限があるケースがあります。 また、リフォーム内容によっては借入できる金額に上限が設けられることもあるため、資金計画を慎重に進めることが大切です。
リフォームと建て替えはどちらのほうがよい?
リフォームと建て替えはいずれも住まいを刷新する方法ですが、それぞれに向き不向きがあります。 耐震性能や構造が比較的良好で、築年数がまだ浅い場合にはリフォームが適していると考えられます。
逆に築古で構造に不安が大きかったり、どうしても間取りの制限が多くて理想を実現できなかったりする場合は、思い切って建て替えたほうが満足度が高いケースもあります。 予算と希望のデザイン、家族構成やライフプランなどを総合的に考え、どちらの選択肢が自分たちに合っているかを見極めることが重要です。
リフォームにかかる費用の相場
リフォームの費用は、改修する箇所や設備のグレードによって大きく変わります。 同じキッチンリフォームでも、選ぶメーカーや機能オプションで数十万円以上の差が出ることもあります。 ここでは、代表的なリフォームの種類別に相場の目安を紹介します。
トイレリフォームの場合
一般的には、トイレ本体の交換と内装(壁紙・床材)の張り替え、必要に応じた配管工事などを含めて20万~40万円程度が相場とされています。 機能性の高いタンクレストイレや自動開閉機能をつけると、50万円以上に達することもあります。
キッチンリフォームの場合
システムキッチンの入れ替えやレイアウト変更の有無などで大きく変動します。 単純なキッチン交換なら50万~100万円程度が目安ですが、対面キッチンへの変更や床・壁の下地補修を伴う場合には、100万~200万円以上かかることがあります。
洗面所リフォームの場合
洗面台のグレードや配管の改修、床や壁の張り替えなどを含めて、15万~40万円ほどが目安です。 収納スペースを拡張したり、おしゃれなカウンタータイプに変更したりすると、さらに費用が上乗せされます。
浴室リフォームの場合
ユニットバスへの交換は60万~150万円ほどで、浴室暖房乾燥機などをつけると200万円近くになることもあります。 在来工法のタイル張り浴室をユニットバスに切り替える場合、解体工事や床下の防水工事が必要になり、費用がかさむ傾向が見られます。
断熱リフォームの場合
断熱材の追加やサッシ交換など、住まい全体の省エネ性能を高める工事は、工事範囲によって数十万円から数百万円まで幅広いです。 壁の内部に断熱材を入れる場合は内装の解体が必要となり、大がかりな工事になりやすいです。 窓だけを断熱仕様にする場合は、比較的安価に済むケースもあります。
内装リフォームの場合
壁紙の貼り替えやフローリングの交換など、内部の仕上げを中心に行う場合は1部屋あたり数万円~数十万円が相場です。 広範囲にわたる間取り変更や、収納を新設する場合は、その分解体と大工工事が伴うため費用が増えます。
外壁・屋根リフォームの場合
外壁塗装は30坪程度の住宅でおおむね60万~120万円、屋根塗装の場合は20万~60万円ほどが目安といわれています。 外壁の張り替えや屋根の葺き替えなど大掛かりな工事を行う場合は、100万円を超えるケースも多いです。
リフォームを成功させるコツ
リフォームで満足のいく仕上がりを得るには、適切な業者選びと緻密な計画が欠かせません。 トラブルを避けるために、以下のポイントを意識して取り組むことが重要です。
- 目的と優先順位を明確にする
- 相見積もりを取る
- 資金計画をしっかり立てる
- 完成イメージを共有する
リフォームの流れ
リフォームをスムーズに進めるためには、全体の流れを把握しておくことが大切です。 初期の情報収集や業者選定から始まり、プラン確定・工事・引き渡しまでに発生するステップを順番に確認しておきましょう。
リフォーム業者を選定する
まずはリフォーム会社や工務店、設計事務所など、どこに依頼するかを検討します。 実績や施工事例、アフターサービスの内容、担当者の対応などを見極めるために、複数の会社から話を聞いて比較するとよいでしょう。
リフォームのプランを決める
続いて、間取りや設備、デザインなど、具体的なリフォーム内容をプランニングします。 業者と相談しながら予算や希望に合う形でプランを作成し、見積もりを出してもらいます。 ここでできるだけ完成後のイメージを共有しておくと、後悔を防ぎやすくなります。
工事を始める
契約と詳細プランの確定が済んだら、いよいよ工事に着手します。 規模によっては仮住まいを用意する場合もあるため、工期と生活への影響を踏まえて準備を進めてください。 工事が進むなかで変更点が生じた際は、費用やスケジュールが変わる可能性があるため、都度業者に確認しましょう。
引き渡し
工事完了後は、施主(依頼主)が仕上がりを確認します。 キズや汚れがないか、設備が正常に動くかなど、細部までチェックし、問題があれば是正を依頼します。 最終的に問題が解決すれば引き渡しが完了し、新しい空間での暮らしが始まります。 アフターフォローや保証内容もあらかじめ確認しておくと、長期的に安心して利用できます。
リフォームのデメリットも把握したうえで検討しよう
リフォームは、家族の暮らしやすさと住まいの価値を高める大切な手段です。 建て替えに比べて費用や工期が抑えられる一方、大幅な間取り変更が難しかったり、フルリフォームではコストがかさんだりするデメリットがあります。 工事内容やローンの種類も多様で、計画段階からきめ細かな情報収集と業者選定を行わないと、後悔する結果につながる恐れがあります。
要望と予算、ライフスタイルをバランス良く考慮し、成功のコツを押さえながら進めることが重要です。
細部まで念入りに詰め、完成後の不満を最小限に抑えることで、リフォームによるメリットを最大限に享受できるでしょう。
住まいを生まれ変わらせる一大イベントとして、しっかり準備とコミュニケーションを重ね、大切な家を長く快適に保ち続けてみてはいかがでしょうか。
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